花帰葬
         
08.3.25      
 день рождения〜подарок〜

宴が終わり、人影もまばらになったパーティ会場から玄冬を連れ出した。

堅苦しい身なりを崩したいと言う玄冬をなだめすかして現状を維持したまま、自分の部屋へと案内する。

そして、椅子でなくベッドの端を勧めると、素直にそこに腰を下ろしてほっとしたように玄冬は息を吐(つ)いた。
「もういいだろう」
そう言って、整えられた髪を崩そうとする。
花白は、ベッドに片膝をつくと、その手首を掴んだ。
怪訝そうに玄冬は花白を見上げる。
「花白?」
問いかけにに応じず、花白は露わになった額に口付けた。
くすぐったそうに玄冬が眼を閉じる、その目蓋にもキス。
唇を離すと、花白はにっこり笑みを浮かべる。
「ねぇ、玄冬。それは僕にやらせて」
言いながら、前髪で隠してしまうのが惜しい、形の良い額から、頬、顎までのラインを柔らかく指先でなぞる。
「お前にって………」
「だって、玄冬、本当はこういう格好苦手でしょ?でも、今日は着てくれたんだよね、僕のために」

それってさ、なんだかプレゼントみたいだよね

綺麗にラッピングされた包装をほどく様に、玄冬の上着のボタンを外し、するりと脱がす。
タイを外す時は、まるでリボンを解く時みたいにワクワクした。
「そういうことか」
「うん!………ダメ?」
外したタイを指に絡めながら、花白は窺がう様に玄冬を見る。
「疲れてないのか」
「玄冬の側にいるとね…疲れなんか飛んでっちゃうみたい」
「そうか…」
嘘偽り無く疲労の影一つ見えない笑顔の花白に、玄冬は目を伏せ溜息を吐いた。
「なら、好きにしろ」
「うん…ありがと、玄冬」
両手でそっと玄冬の頭を引き寄せると、ほんの僅かな指先の動きで玄冬の髪が乱れ、いつもの玄冬に戻っていく。

その様を薄く目を開けて眺めながら、今度こそ花白は唇にキスを落とした。




K家姉
妄想日時:’08.3.21
妄想場所:自室

オマケってゆーか蛇足ってゆーか………。

暴走しそうだったので、中途半端なところで切ってしまいました(笑)。

というか、暴走して危うく裏を作らなければならないところまで行ってしまい(汗)。

続きはあなたの心の中で………って事で。

お約束ネタの「私がプレゼントv」をやってみました。
というか、花白さんが一方的に………
ハハハ(笑ってごまかす)