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花帰葬 |
| 08.4.26 |
| present for you〜花白編〜 |
いつもと変わらない平穏な今日。 しかし、ある者達にとっては特別な日━━━ 「ちっこいの達はお手伝い券、白梟はバカトリ、大きいのは玄冬の言うこと一つ聞いて野菜料理を食べた…。みんな色々考えてるなぁ…」 花白は悩んでいた。 「クリスマスは夜景の綺麗な所を貸し切りにしたし…お花見の時は一番綺麗な桜の木と、その周りを買ったし…もうネタがないよ…」 今まで玄冬と過ごす時間の為にはお金を惜しみなく使ってきた。 勿論それは花白が救世主として働いて得たお金だ。 玄冬に喜んで欲しくて、玄冬の為だけにそのお金を使ってきた。 玄冬が喜んでくれるならお金を惜しいと思った事などない。 お金なんかより玄冬が笑ったり喜んだりする顔の方が花白にとってずっと価値のあるものだった。 しかし、この日に限っては何も思いつかなかった。 「何か玄冬が喜ぶような事がしたいなぁ…。玄冬が欲しがる物…何かないかなぁ…」 サプライズ演出を考えれば考える程に「答え」から遠ざかって行く気がした。 (僕は何か見過ごしている。何かある筈なんだ…。玄冬の望むもの…玄冬が欲しがるもの…玄冬が喜ぶもの…。そう…僕だからあげられるものが何か…) 「そうだ!」 花白ははっとした。見失っていた「何か」に気づいたのだ。 「何でこんな簡単なこと…僕は見過ごしていたんだろう…」 花白は悔やんだ。そして走り出した。玄冬の元へ。 「玄冬!」 玄冬を見つけると花白はすぐに呼び止めた。 全力で走ってきたから息苦しかった。 「どうした、花白…そんなに慌てて」 「あのね、キミの誕生日のコトなんだけど…」 「あぁ…それなら気を使わなくて良い」 「そう言う訳にはいかないよ」 「ならお前が進んで野菜を食ってさえくれれば俺は何より嬉しい」 「うっ、…言うと思った。そーゆーコト…」 花白は深呼吸をして息を整えた後、玄冬の手を取り、そして見上げて言った。 「僕…気付いたんだ…」 「花白…?」 真剣な眼差し。そして見上げる姿が小動物的で玄冬の心をくすぐった。 「僕にしかあげられないものに…。キミを喜ばせることが出来るもの…。なんでこんなに身近にあるのに気がつかなかったんだろうね…」 「はなし…」 いきなり玄冬の手を握る強さがキツくなる。 「僕…いつも玄冬に貰ってばかりで…あげたこと…なかったよね…」 花白の背後に妙なオーラが見える気がする。玄冬は何となく自分の身の危険を感じた。 「花白?お前…何を…」 「と言うわけでプレゼントに僕をあ・げ・る」 「はな…」 いい終わる前に押し倒された。花白は本気の目で玄冬の上に馬乗りになった。 「いつも玄冬からは玄冬自身を貰うのに、僕自身をあげたことなかったじゃない?玄冬が欲しがって…玄冬を悦ばせられるの…コレしかないよね♪」 そして楽しそうに玄冬の服を脱がしていく。 「将来的にはキミに家族を作ってあげたいな♪」 「出来るわけないだろう…。と言うか俺をあげた覚えはないし…やることは同じだろう!?」 諭す玄冬の唇に花白は人差し指をそっとあて、顔を近付けて囁いた。 「玄冬…お金で買えない価値ってあるんだよ」 「なんだそれは…っ」 こうして玄冬は花白を満足させられるまで何回も押しつけられたのだった。 |
K家妹 妄想日時:’08.4.26 妄想場所:自室 コンセプトは「お金で買えない価値がある」「玄冬の存在…プライスレス」 K家の花白は無駄に金持ってて玄冬のために散財します。貸切にしたり買収したり。 なので灯台下暗しなネタでした。 |