花帰葬
玄冬×銀朱         
07.2.2       
 おまけのG氏(真夜中編)

真夜中に目を覚ました銀朱はその異変に気付いた。
隣に寝ている筈の玄冬がいない。
「こんな夜中にどこにいったんだ?アイツは…」
放っておけばその内帰ってくる。
喉が渇いたから水を飲みに行っていたとか、トイレに行っていたとかそんな程度の事だ。と思った。

しかし、気になって眠れない。
「あぁっもう!こんな時間に何をしているんだ!あの馬鹿者は!!!」

銀朱は起き上がり、部屋を出た。

一体どこにいるのだろう。
どこかで寝ぼけて寝ているのだろうか?
暗く、そして静かだった。

カチャ。

何かの物音が聞こえた。
銀朱はすぐにその音に反応した。
「泥棒?まさかな…アイツだ。うん、そうに違いない」
怪奇現象。という言葉も脳裏を過ぎったがそれは考えないようにした。
身震いを一つ。物音のする方へと静かに歩みを進めた。

カチャカチャ。

歩みを進めると物音は次第に大きくなっていった。
「台所…だな。こんな真夜中から仕込み…か?」
そっと隙間から台所を覗いた。
そこには世にも奇妙な光景が広がっていた。

グツグツグツグツ…
音を立てて煮えかえる鍋。
それを嬉しそうに楽しそうにかき混ぜる玄冬。
「ふ…っ、もう…すぐだ…もうすぐ出来る。…ニンニク…蝙蝠の尻尾…スッポン…赤まむし…」
(なっ!!何をしてるんだアイツは!!!それは飲むのか!?それとも飲ませられるのか!?)

飲ませられるとしても中身をしってしまった以上飲む気にはなれない。
第一材料は精力のつくものばかりだ。
玄冬が飲むとしても、その後になにが待っているのかわからない。
銀朱はブルブルと震えた。

「まっていろよ…隊長………」

(やっぱりどの道俺は被害を受けるのか!!!)

そう思った瞬間、玄冬が銀朱が覗いている方向を見た。
「…気のせいか。………そろそろ完成だ。ふっ…ふはははははは!!!!!!!」

あわやの所で寝室に戻った銀朱。
ベッドに潜り込んだものの、身動きが取れない。
「くそっ!!!一体俺はどうすれば!!!!これから何が起きるんだ!!??何をされるんだ!!!」

ギシ…ギシ…

廊下を歩く音が聞こえてきた。
その足音は次第に銀朱のいる寝室に近づいてきている。


ギィィィィィィィ………


そして鈍く不気味な音を立てて扉が…開いた。




K家妹
妄想日時:’08.1.26
妄想場所:K家姉の室にて

温泉で「飲むとうがらし」と「飲むニンニク」が売っていて「玄冬!!??」と思ってしまったことから思いついたネタ。
この後隊長がどうなったかは…だれも知らない。
(いや…実はオチもあるんですがね。同人ネタ(漫画)にしたときに、ここで「ひえー」とでも言わせて終らせておくのが一番盛り上ると思って/笑)


おまけのG氏(うららかな昼下がり編) あるG氏の痕跡