花帰葬
玄冬×銀朱         
08.1.19       
 或るG氏の衝撃

「も…駄目だ…っ!!!!くっ…!!ん〜〜〜っ、はぁっ!!!!!」
銀朱の中から熱いものが飛び出し、玄冬の手を濡らした。
はぁはぁと荒い息をたてる銀朱の傍で表情を変えることもなく、それを丁寧に処理していく。

「やはり溜まっていたようだな」
「っ!!!!」
玄冬は至って冷静だった。例えこれが、まだ日も沈まぬ日中の銀朱の執務室での出来事でも。

「何故…こんな事をする…っ!?」
「あんたの為だ」
「何が俺の為だ、馬鹿者!!!!!自分の為だろうが!」
「…なら俺が満足するまで続きをするか?」
「っ!!!!!」
何を考えているかわからず銀朱は振り回されていた。
しかし、玄冬の言っている事にも一理はある。自分の欲望を満たす為なら、有無を言わさず強引にでも最後まで事を進めただろう。
だが、今回は銀朱自身を満足させるだけで、それ以上求めても来なかった。

「俺は…こんな事頼んでもいない…」
「定期的に抜かなければ体に悪い。第一使わなければ早く不能になるぞ、あんた」
「なっ…!余計なお世話だ馬鹿者っ!!!!!」
だが、実際は玄冬が強引に自分を慰めない限り、ここ数カ月間自ら進んでしたこともなかった。

(何が俺の為だ…馬鹿者)

玄冬は銀朱が服装を整え、落ち着いたのを見て部屋を出ようとした。

「あ…そうだ。どうやら俺はこの国の為になることより、隊長の為になることをしたいらしい」
「は?」
ドアの前で立ち止まり、いきなり玄冬が話し出した。
そして…


「俺はあんたに惚れたみたいだ。…俺はあんたが好きになってしまった。そういうことだ。では」


そう言うと部屋を出た。
躊躇うこともなく、相変わらず真面目に淡々と語っていなくなる玄冬。

部屋には白く固まってしまった銀朱一人だけ取り残されてしまった。





K家妹
妄想日時:’08.1.13
妄想場所:自室

そろそろラストが近い予感です。隊長の「馬鹿者」を毎回楽しみにしていただければ…と思います(笑)
1話置きくらいに隊長は満足させられてます(笑)


或るG氏の動揺 或るG氏の結末