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花帰葬 玄冬×銀朱 |
| 08.2.2 |
| おまけのG氏(朝・夜編) |
銀朱は家路を急いでいた。 「つい仕事に夢中になってしまったら…帰るのが遅くなってしまった。…これが女との待ち合わせならフラれてるな、確実に」 などと呟き、ため息をつく。 バタン。 家の扉を開け中に入ると、夕飯のいい匂いがした。 今日のご飯も美味しいのだろうと期待して、キッチンへと向かう。 「遅かったな」 キッチンに入ると玄冬が出迎えた。 「まぁな」 「どうせ、仕事に夢中になりすぎて気がついたらこんな時間になっていたんだろう」 「うっ。…放っておけ!馬鹿者」 見事的中されて、そう切り返すしかなかった。 「まぁいい。疲れただろう。飯は出来ているし風呂も沸いているぞ」 「そうか。では先に風呂に入ってから飯を頂くとしよう」 「わかった。ではその間に料理を並べておこう。タオルと着替えも脱衣所においてある」 「すまんな」 銀朱が湯舟につかると、温度もしっかり銀朱好みになっていた。 バスタオルも着替えもきちんと整えられていて、銀朱は心からスッキリしていた。 ちなみに今夜のお風呂は○津の湯である。 お風呂から上がると食卓もきちんと整っていた。 「いい風呂だった」 「そうか。それは良かった。こちらも準備は出来ている。さあ飯を食おう」 「うむ」 栄養のバランスがしっかり整っている、とてもいい夕飯だ。 「漬物も大分うまくなったな」 「そうか?そう言われると自信がつく」 「貴様は元々素質があるんだ。自信を持て」 「あぁ、そうだな」 銀朱に褒められて玄冬も嬉しそうな顔をする。 (なんだ…わからん奴とばかり思っていたが可愛い所もあるんじゃないか…) 銀朱の朝は早かった。 早朝から乾布摩擦をするために早起きするのだ。 しかし… 「早いな」 「あんたもな。さぁ、朝の務めを果たしてこい。朝飯ももうすぐ出来る」 「うむ」 玄冬の朝はそれよりも早かった。 一緒に暮らし始めてからずっとそう。 玄冬は銀朱が帰ってくる時間に合わせてお風呂を焚き、ご飯を作る。 銀朱より先に寝ることはない。 そして銀朱が起きるより早く起きて朝食を作る。 そして… 「気をつけて行けよ」 「ああ。では行ってくる」 「俺は片付けが終わり次第城に行く」 「うむ。貴様も気をつけてこいよ」 こうやって見送りまでする。 お互いこれで満足していたし、何ら疑問を感じたこともない。 所変わって彩の城。 定刻通りに銀朱は執務室に入ってきた。 すると… 「無事に着いたようだな。さぁ茶を煎れてやろう」 「なっ!貴様っ!俺より後に家を出た筈ではないか!!」 「そうだが…どこで抜いてしまったのだろうな」 既に玄冬がお茶の準備をしていた。 恐るべし。玄冬の足。 流石の銀朱もこれには疑問を感じずにはいられなかった。 が…プライベートでも少し疑問を感じて頂きたい筆者であった。 |
K家妹 妄想日時:’08.1.17 妄想場所:車内にて 隊長だったら和風なんだろうなぁ。きっとこんなありがちな新婚生活を望んでるんだろう。 と思ったら、玄冬が相手だとハマると言うことに気付いて書いたネタ。 だから隊長が何の疑問も持たずに玄冬と生活出来たって所を書きたかったんです(笑) |